テート・モダンは、テートグループのテート・ブリテン、テート・リバプール、テート・セント・アイヴス、テート・オンラインのグループになります。
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Tate Modern
世界最大級の近現代美術館
テート・モダンは、ロンドンのテムズ川畔、サウスバンク地区にある世界最大級の国立近現代美術の美術館です。2018年の来館者数は5,868,562人で世界で6番目に多く、イギリスで最も多くの来館者数を誇る美術館となっています。2000年5月の開館以来、4000万人以上がテート・モダンを訪れており、英国のトップ3に入る観光名所になっています。そして、年間1億ポンドの経済効果をロンドンにもたらしていると推定されています。テートは、1900年から現代までの英国美術のナショナル・コレクションと国際的な近現代美術を所蔵しています。
バンクサイド発電所の跡地
1994年、バンクサイド発電所跡地が新しいギャラリーの場所として選ばれました。翌年、スイスの建築家のヘルツォーク、ド・ムーロンの建物をギャラリーに改装する提案が通り、テートモダンのデザインをすることが決定。
ダビン・ホール
テート・モダンの中心にあるタービンホールは、ボイラハウスとスイッチハウスの間に位置し、建物全体を貫く一つの大きな空間です。6階建てに相当する高さがあり、高さ35メートル・長さ152メートルのこのダビン・ホールの空間には、7台分のロンドンバスが楽々と横たわるくらいの広さだそうです。その高さや空間は、元々の大型発電所の建物を表しています。
1階と4階のボイラーハウスとスイッチハウスの間は橋で切断されていますが、それ以外の空間は分割されてません。西側の端は、入口から緩やかなスロープで構成されており、レベル0の両側へのアクセスを提供しています。東側の端には非常に大きなスペースがあり、異常な高さがあるため、特別な大きな作品を展示することができます。
ボイラーハウス
2階、3階、4階にギャラリースペースがあります。それぞれのフロアは、東棟と西棟に分かれていて、それぞれに少なくとも11の部屋があります。ボイラーハウスでは1900年から現代までの美術品が展示されてます。
スイッチハウス
スイッチハウスは0〜10までの11階建て、地上から65メートルの高さがある塔が建設されました。0階、2階、3階、4階にはギャラリースペースがあります。0階は発電所の燃料油タンクを改造した「タンク」で構成されていてます。
スイッチハウスの西半分は、タワーを建てるために取り壊され、その周りに大きなギャラリースペースと、本館と新しいタワーとの間のレベル1(地上階)と、レベル4のアクセスルートを備えて再構築されました。4階の新しいギャラリーには、自然光を取り入れたトップライトが設置されています。4階のタービンホールに架けられた橋は、上部へのアクセスルートとなっています。
スイッチハウスでは1960年から現在までの美術品が展示されてます。
Tate Modern
Bankside, London SE1 9TG, United Kingdom
tel: +44 20 7887 8888
Opening hours: Sunday-Thursday, 10.00-18.00
Friday-Saturday, 10.00-22.00