1500年から現代までのイギリス美術と、約7万点の作品を含む国際的な近現代美術のコレクションを展示しているテートを紹介します。
Contents
Tate Britain
ヘンリー・テート
1889年、砂糖の精製業の実業家ヘンリー・テートは、彼のコレクションを国に提供して、最初のテート・ギャラリーに資金を提供しました。
テートはラファエル前派の偉大な後援者でした。ジョン・エヴァレット・ミレーの「オフィーリア」 やジョン・ウィリアム・ウォーターハウスの「シャロットの貴婦人」等、65点の絵画をナショナル・ギャラリーに遺贈しましたが、ギャラリーに十分なスペースがないという理由で、管理委員会に断られました。
テート・ブリテン
英国美術を専門とする新しいギャラリーを設立するために、テートからの8万ポンドの寄付により、1897年に現在のテート・ブリテンが建設。
テートの展示品
テューダー朝時代以降のイギリスの美術品のコレクションを所蔵。歴史的な英国美術の常設コレクションと、現代の作品が展示されています。
イギリスの人気画家、ウィリアム・ブレイク、ラファエル前派のダンテ・ガブリエル・ロセッティ、ジョン・エヴァレット・ミレー、ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス、エドワード・バーン・ジョーンズなど有名な作品が並んでいます。
20世紀半ば以降の、トレーシー・エミン、ジョン・レイサム、ダグラス・ゴードン、サム・テイラー=ウッド、タシータ・ディーンなどのイギリス人気美術家の作品を展示されています。
レイト・アット・テート・ブリテン
テート・ブリテンは、毎月第一金曜日に開催される「レイト・アット・テート・ブリテン」(Late at Tate Britain)で、若年層の観客を対象に、展覧会・ライブ・パフォーマンスアートなどを半額で鑑賞できるようにしています。
火・水・木の午後1時15分には、絵画・アーティスト・芸術スタイルについて、15分間の短いトークが行われています。
Tate Britain
Millbank, Westminster, London SW1P 4RG, United Kingdom
tel: +44 20 7887 8888
opening hours: Monday-Sunday, 10.00-18.00